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Google検索結果表示「関連する質問」機能とは?

Google検索結果表示「関連する質問」機能とは?

目次

はじめに

  1. 「関連する質問」(PAA)とは
    • 1.1 PAA(People Also Ask)とは
  2. Google「関連する質問」表示機能ラベルをテスト
    • 2.1 違いは複数パターンあるラベルの名称のみ、機能は同じ
  3. 「関連する質問」のしくみ
    • 3.1 「関連する質問」は最初の検索時から表示される
  4. 「関連する質問」と「関連性の高い検索」の違い
  5. 「関連性の高い検索」(PASF)とは
    • 5.1 PASF(People also search for)とは
    • 5.2「関連性の高い検索」PASFが表示されるようになった経緯
  6. 「関連性の高い検索」の仕組み
  7. 「関連性の高い検索」が表示された背景
  8. 「関連性の高い検索」が表示されないケース
  9. 「関連性の高い検索」に表示されるキーワード傾向
    • 9.1 サジェストキーワードとは
    • 9.2 関連キーワードとは
    • 9.3 キーワードの検索意図によって異なる
  10. お問い合わせ
    • 10.1 IPカスタマーサポートへのお問い合わせ

【1】「関連する質問」とは

「関連する質問」とは、検索キーワードに対して、他のユーザーがどんな疑問を持ち、どんな質問をしているかが表示される機能です。

類似ラベル:「関連する質問」、「他の人が求めている情報」、「その他の質問」

Google検索結果表示「関連する質問」機能とは?


アメリカでは2017年ごろから表示されるようになり、日本では2022年ごろから表示されるようになりました。アメリカでは「People Also Ask」と言い、PAAと呼ばれています。

1.1 PAA(People Also Ask)とは
「関連する質問」という意味のある検索エンジンの機能のひとつです。
PAAは、ユーザーが検索に利用したキーワードと関連する質問が順番に並び、関心のある質問をクリックまたはタップすると、質問に対する回答と関連のあるタイトルやコンテンツへのリンクが表示されます。
検索キーワードに対して、一定の枠内に4〜6つの質問とその回答がカード形式で表示される仕組みです。
ユーザーはページにアクセスしてほしい情報を探す必要がなくなり、いち早く自分のほしい情報だけを入手することができます。

【2】Google「関連する質問」表示機能ラベルをテスト中?

「他の人はこちらも検索」の仕組み


Google は「関連する質問」機能のラベルについて、複数の異なるパターンを テストしているのではないか?

(例1)「他の人はこちらも質問」

(例2)「その他の質問」

(例3)「他の人が求めている情報」

(例4)「関連する質問」

上記のように、ある一定の期間でラベルが変更されていることが確認できました。

※「関連する質問」は、関連検索の提案を検索結果に差し込む機能です。

2016年10月Googleが採り入れた機能です。検索クエリに関連したキーワードを表示し、ユーザーの検索行動を補助する仕組みです。

この「関連する質問」を表示する機能は、SEOの観点からも非常に重要な機能と言えます。

それは、「関連する質問」を活用することで、検索クエリだけでは分からないユーザーの潜在的な悩みを知り得ることができたり、さらに検索意図を深掘りしたりすることに大いに役立つからです。その情報を基に、よりユーザーに最適化したコンテンツを作成できるようになります。

2.1 違いは複数パターンあるラベルの名称のみ、機能は同じ

違っているのはラベルの名称のみです。
Googleが関連検索を提案する機能そのものに違いは全くありません。
SEO では、コンテンツの情報収集に大変重宝しますね。

名称の違いでどのくらいクリックされるか?のテストをしているのでしょうか。
最も利用されるパターンを見つけ出して、最適なラベルへ変更するのかもしれません。

ご存じのように、Google はたくさんのユーザーに検索してもらい広告を表示させたことで収益化することができます。
数%程度の小さなクリック率の変化だとしても、毎日膨大な数の検索が実行されるため、Googleには広告収益に大きな違いが生まれると容易に想像することができますね。

あなたには、どのラベルが一番しっくりきますか?

【3】「関連する質問」のしくみ

【3】「関連する質問」のしくみ

3.1 「関連する質問」は最初の検索時から表示される

「関連性の高い検索」は、検索上位サイトに訪れて検索結果画面に戻ったときに表示される機能です。
一方、「他の人はこちらも質問」や「関連する質問」を表示する機能は、キーワードから想定される疑問とその回答が最初の検索時から表示されます。

表示される回答は、検索結果に表示されている関連サイトのFAQや本文の中から関連性の強い一文が自動的に選定されます。
サイト運営者にとっては「他の人はこちらも質問」や「関連する質問」を表示する機能に自分のサイトが掲載されることで、アクセスアップが期待できます。

【4】「関連する質問」と「関連性の高い検索」との違い

「関連する質問」と「関連性の高い検索」との違い


「関連する質問」と似た言葉で「関連性の高い検索」という機能があります。
どちらも比較的新しい機能で、見たことはあるけど一体どんな違いがあるのか知らない方も多いのではないでしょうか。

ここでは「関連する質問」と「関連性の高い検索」の違いをご紹介します。

【5】「関連性の高い検索」とは

「他の人はこちらも検索」とは、現在の検索ワードに関連するキーワードを検索結果画面に自動的に表示する機能のことです。

「他の人はこちらも検索」とは


海外では「People also search for」と言い、PASFと呼ばれることもあります。

5.1 PASF(People also search for)とは
米Google社は、2016年10月頃から「People also search for(PASF)」という名称で、この機能の導入を開始しました。
その後、日本での試験導入を経て、2017年1月頃にはじめてモバイル検索で導入され、2018年2月頃にパソコンの検索結果で新機能として表示されるようになりました。
例えば「SEO対策」と検索し、特定のページをクリックした後にすぐにGoogleへ戻ると、以下のような「他の人はこちらも検索」というボックスが表示されます。

Webサイト訪問後にブラウザバックすると、Googleの検索エンジンは「ユーザーが求めていた情報を見つけられなかった」と判断します。
その時に、次の検索候補として「関連性の高い検索」を表示するのです。

検索ワードに関連したキーワードを表示することで、ユーザーが知りたい情報にたどり着きやすくなります。

5.2 「関連性の高い検索」PASFが表示されるようになった経緯

「関連性の高い検索」(PASF)が、なぜ表示されるようになったかというと・・・

Googleは、ユーザーを長く滞在させることで、より多くの検索機能やGoogle広告を利用してもらえるチャンスが増えるというメリットがあることが理由になります。

また、ユーザーが検索意図を満たせると思われる情報を提案し、より関連性の高いコンテンツに誘導することができれば、Googleの信頼性も増して、更に検索エンジンの新規ファンを獲得できる可能性が高まります。
つまり、便利な機能を提供することができれば、結果的にGoogleの利益を増やすことに貢献できるのです。

【6】「他の人はこちらも検索」の仕組み

「関連性の高い検索」に表示されるキーワードがどのように選ばれているか、そのロジックが明確に公表されているわけではありません。
ただ、はっきりしている点としては、最初の検索時には表示されないということです。

「関連性の高い検索」は、ユーザーがいずれかのWebサイトに訪れて、再び検索結果画面に戻ったときに初めて表示されます。

最初に訪れたサイトでは「探している情報にたどり着けなかった」「ほしい情報が得られなかった」場合が想定されます。
そういったユーザーに対して、関連キーワードを表示して、次の検索行動を促してくれる機能なのです。

なお、「関連性の高い検索」は1ページ目(1位〜10位)までのWebサイトが対象で、2ページ目以降には適用されません。
また、同じ検索キーワードでも「関連性の高い検索」に表示されるキーワードが異なるのも大きな特徴です。

たとえ同じ検索キーワードであっても、ユーザーごとに検索意図が異なる場合があります。
検索エンジンがユーザーの行動によって検索意図を読み取り、検索意図に適したキーワードを紹介するため、「関連性の高い検索」の表示内容が変化する場合があるのです。

【7】「関連性の高い検索」が表示されるようになった背景

「他の人はこちらも検索」が表示されるようになった背景


「関連性の高い検索」が表示されるようになった背景は、ユーザーが知りたい情報にいち早くたどり着くからだと考えられます。
つまり、Google自体の利便性を向上させるためです。

ユーザーが検索したキーワードで、必ずしも知りたい情報にたどり着けるわけではありません。
もしユーザーが知りたい情報に辿りつけなかった場合に、検索エンジン側がキーワードを提示し、ユーザーが深く考えなくても知りたい情報にたどり着きやすくなります。
結果的に、ユーザビリティの向上が期待できるのです。

【8】「関連性の高い検索」が表示されないケース

「関連性の高い検索」は、1ページ目にあるWebサイトに訪問してから再び検索結果画面に戻ったときに表示されます。
ただ、場合によっては表示されないときもあります。

具体的に以下のようなケースでは、「関連性の高い検索」に表示されない可能性が高いです。

・検索結果が下位のWebサイトを閲覧した場合。
・検索結果が上位のWebサイトで閲覧数が少ないサイトに訪問してから戻った場合。
・「行きたい」「何かをやりたい」と言った検索意図のキーワード。

これは、閲覧数が少ないWebサイトでは当然訪れるユーザーの数も少ないため、「関連性の高い検索」で紹介できるだけのデータが集まっていないからです。

また、キーワードの検索意図によっても表示されない場合があります。
「関連性の高い検索」は「知りたい」という意図が強い検索キーワードで表示されやすい傾向にあります。

一方で、「行きたい」・「何かをやりたい」といった意図で検索した場合には、表示されない可能性が高いです。
「行きたい」→場所・「何かをやりたい」→物などに関しては、位置情報や趣向データなどキーワード検索以外に活用できるデータがあります。
そのデータから検索エンジン側があらかじめ推測して、「関連性の高い検索」よりも優先していることが考えられます。

【9】「関連性の高い検索」に表示されるキーワードの傾向

「他の人はこちらも検索」に表示されるキーワードの傾向


「関連性の高い検索」に表示されるキーワードには特徴があります。
ここでは、「関連性の高い検索」に表示されるキーワードの傾向をご案内します。

サジェストキーワード
関連キーワード
キーワードの検索意図によって異なる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

9.1 サジェストキーワードとは

「関連性の高い検索」に最も多く表示されるのが、サジェストキーワードです。

サジェストキーワードとは、検索窓に何か調べたいキーワードを入力したときに、自動的に表示される検索候補のことです。
検索エンジンが事前にユーザーが検索したいであろうキーワードを先読みして候補をサジェスト(提案)するという意味で、サジェストキーワードと言われています。

Googleでは、オートコンプリート機能とも呼ばれています。
例えば「SEO対策」と検索窓に入力すると、検索候補に以下のようなサジェストキーワードが表示されます。

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに、自動的に表示される検索候補のことです。

ユーザーの検索頻度やキーワードとの関連度合いによって、表示されるキーワードが異なります。
サジェストキーワードは、ユーザーニーズが強く反映されるため、「関連性の高い検索」にも反映されやすいです。

9.2 関連キーワードとは

関連キーワードも「関連性の高い検索」に表示されやすい傾向にあります。
そもそも関連キーワードとは、メインとなるキーワードから連想されるキーワードのことです。

例えば「SEO対策」の関連キーワードは、以下のようにGoogleの検索結果画面に表示されます。

関連キーワードとは、メインとなるキーワードから連想されるキーワードのことです。

9.3 キーワードの検索意図によって異なる

サジェストキーワードや関連キーワードが表示されやすいと解説しましたが、必ずしもその2つに当てはまるわけではありません。
キーワードの検索意図によっては、まったく関係のないキーワードが表示されることもあります。

言葉のとおり、他のユーザーが検索しているキーワードが表示されるため、関連キーワード以外が多く検索されている場合は、そのキーワードが優先的に表示されます。
基本的にはサジェストキーワードや関連キーワードが表示されますが、キーワードの検索意図によっては、全く別のキーワードが表示されるケースがあることは把握しておきましょう。

【10】お問い合わせ

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10.1 IPカスタマーサポートへのお問い合わせ

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