Googleアナリティクス4(GA4)への移行どうする?
はじめに
今回は、先日発表されたGoogleの重要なアナウンスに関連して、ユニバーサル アナリティクス(UA)とGoogle アナリティクス4プロパティ(GA4)についてご案内します。
GoogleよりアナウンスされたUAサポート終了に関する内容とサポート終了までに何をすればいいか?についてご案内したいと思います。
現在、「Google Analytics4(GA4)」への移行が急務となりました。UA停止までのスケジュールは?停止されたらどうなるの?今対策すべきことや、企業や個人の対応すべきポイントを詳しく解説します。
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目次
【1】Universal Analytics(UA)のサポートが終了します
【2】Googleからの重要なアナウンス
【3】UAからGA4へ
【4】UAのサポート終了までにできること
【5】GA4の運用を開始するために
【6】今後どうすればよいのか?まとめ
【7】お問い合わせ
【1】Universal Analytics(UA)のサポートが終了します
2022年3月16日に、Google は Googleアナリティクス4(GA4) への移行促進のため、「Google Analytics(GA)」の計測終了のアナウンスがありました。(ユニバーサルアナリティクスの廃止をアナウンスしました。)無償版の計測終了日は2023年7月1日とのことです。
(support.google.comから一部引用)
ユニバーサル アナリティクスは廃止されます
最終更新: 2023 年 5 月 10 日。今後数か月間はこのページをチェックして、最新情報をご確認ください。
Google アナリティクス 4 は、ユニバーサル アナリティクスに代わる次世代の測定ソリューションです。2023 年 7 月 1 日をもって、標準のユニバーサル アナリティクス プロパティにおけるデータの処理は停止されます。できるだけ早く Google アナリティクス 4 に切り替えることを強くおすすめします。
【2】Googleからの重要なアナウンス
また最近では、UAの画面を開くと 「このプロパティでは 2023 年 7 月 1 日をもってデータの処理が停止されます」と表示されるようになりました。
もし、まだGA4の設定をしていない場合は急いで設定をしましょう。「設定アシスタント」をクリックすると移行手続きがスムーズに進むようです。
カウントダウンは何回閉じても何度も出てきますね。全ユーザーに無条件で表示されているようです。(Google公式のヘルプなどを確認してもカウントダウン非表示の条件など明示されていません。)
Cookieなどで制御してくれるといいのですが、、、もう既にGA4を利用している場合は、とくに何もする必要がありません。
【3】UAからGA4へ
UAのサポートが終了を迎える前に、GoogleはUAからGA4への移行を促しています。
現在、UAを利用中の企業は、早めにGA4への移行を準備することが望ましいと考えられます。
GA4が2020年10月にβ版から正式に利用が開始され、いつの日かUAからGA4に乗り換えるべきと考えていた方も多いのではないでしょうか。
この度のGoogleのアナウンスは、GA4を利用できていない企業においては、いつの日かではなく、速やかにGA4を検討するべき状況であることを示していると思います。
GA4移行におけるタイムラインとしては、UAの計測停止が2023年7月1日なので、最低でも2023年6月30日までにGA4への移行を完了させておく必要があると言えます。
一方で、前年同月比など過去データの比較ができるGA4の環境を準備したい場合は、2022年6月30日までにGA4の移行完了が望ましいと言えるでしょう。
【4】UAのサポート終了までにできること
一昨年ほどから、UAのサポート終了(~2023年7月1日)までは、UAとGA4を並用・共存するという「並行計測」が一般的となりました。しかし、実際にアクセス解析するのはGA4ではなく、UAが中心だというサイト管理者が過半数です。
しかし、いよいよGA4を中心にアクセス解析をしなければならないという状況になりましたね。
あと1ヶ月程で、Google アナリティクスはGA4のみという環境になります。GA4にデータは溜まっているが未だアクセス解析としてはほとんど利用していないというサイト管理者は、そろそろGA4の使い方に慣れていく必要があります。
【5】GA4の運用を開始するために
UAのサポート終了するまでにGA4の運用を開始するため、実施すべき事項を下記の通り3点にまとめました。以下、一つずつ解説していきます。
(1)GA4で必要なデータ取得項目の定義やトラッキング基盤整備
まず大前提として、UAで収集した過去データをGA4へ移行はできません。したがって、GA4でトラッキングの設定を行い、新たにデータ収集を開始する必要があります。加えて、GA4はUAとは異なる部分も多いため、どのようなデータ項目を取得すべきかトラッキング基盤の再整備が必要です。
《トラッキング基盤を再整備するうえで特に検討すべき項目》
・各種連携の設定(Google Tag Manager、Google Search Console、Google BigQueryなど)
・イベントトラッキング(クリック、スクロールなど)の設定
・クロスドメイントラッキングの設定
(2)GA4で定点観測したいレポーティング項目の設計
GA4ではディメンションレポートが減っているのと、カスタムレポートに変わって、探索レポートが追加されています。マクロ視点による分析は、デフォルトのディメンションレポートで分析ができると考えられます。一方で、ミクロ視点で詳細にデータを分析したい場合は、探索レポートをチューニングする必要があります。
そのため、どのようなデータ項目を詳細に分析したいかなど、可視化すべき要件を整理して探索レポートの作成が必要となります。
(3)UAデータで保存したいデータと保存方法の検討
繰り返しとなりますが、UAの過去のデータをGA4へインポートはできません。UAの過去データについては、後でデータを振り返られるように、バックアップを用意するなど検討すべきでしょう。特に、UAからGA4に運用が切り替わった際、これまでの数字を確認したい場合にUAの数字が見られずに右往左往しないよう、事前にデータのバックアップを取っておく必要が重要です。
《後でデータを振り返られるように》
・(最低限として)UAの過去のデータを出力して保存(CSV、Excel、スプレッドシート、PDFなど)
・必要データ項目や可視化すべき要件を整理したうえでレポーティングを作成
・UAの過去データをGoogle データポータルへインポートしてダッシュボードを作成
【6】今後どうすればよいのか?まとめ
この記事では、Googleアナリティクス4(GA4)へ移行するためにやるべきことをまとめました。
GA4は、今までのUAとは異なる全く別ツールとなります。そのためツールの使い方や分析視点もUAとは異なるため、GA4を活かしたチューニングが必要と言えるでしょう。
【4】項目の部分でも書きましたが、GA4はユニバーサルアナリティクスと並行稼動(並行計測)が可能です。将来どうするか、今すぐに決められなくてもとりあえずGA4の計測を走らせておくといった作戦も良いと思に限らず
いずれにせよ、Googleアナリティクスに限らず、アクセス解析ツールは年単位で使っていけると思えるものを選ぶ事をおすすめします。
考え方として、一つは「自社のWEB担当者が対応する方法」と2つ目は「外部のHP制作会社や専門家に依頼する方法」の判断が必要です。
自社のWEB担当者が対応できる場合は良いですが、アナリストやエンジニアといった専門家がいなかったり、「やはり外部のアドバイスが必要だ」「この機会に設計を見直したい」といった場合は、外部のHP制作会社や専門家に依頼する方法が良いでしょう。
多数のサイトを抱えるHP制作会社は、Googleアナリティクスの運用・管理に慣れていますから、オススメします。また、経験と実績の観点からも外部のHP制作会社や専門家に任せると安心です。
サイト管理者は、そろそろGA4の使い方に慣れていきましょう。
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